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書籍紹介

イギリス小説の愉しみ

イギリス文学・イギリス文化

イギリス小説の愉しみ
深澤俊先生退職記念論文集
著者 塩谷清人・富山太佳夫 編
25名の執筆者を擁した「イギリス小説史」としても読める論集。
判型・頁数 A5判上製・472頁
定価 本体3,800円+税
ISBN 978-4-7553-0247-3
出版年月 2009年6月

[目次」


序章   イギリス小説の愉しみ 深澤 俊
 クルーソーと島 塩谷清人
 ストーヘンジの小説―ファニー・バーニーとハーディ 向井秀忠
3   言語と身体性―ジェーン・オースティンの文体から 海老根宏
 ウォルター・スコットのコズモラマ―「ウェイヴァリー叢書」と語りの遠近感 松井優子

5   近代的ディケンズ批評の源流を温(たず)ねて―ミラー、マーカス、リーヴィス 佐々木徹
 バーサ、ヒースクリフ...黒い肌 富山太佳夫
 ジョージ・エリオット『ロモラ』の時空を<切る> 荻野昌利

   ハーディ文学の英国性(イングリッシュネス)そして笑い 井出弘之

 トマス・ハーディの小説はなぜ面白いのか―『森に住む人々』の世界 土屋倭子
10  『カースタブリッジの町長』における悲劇の構造 鮎澤乗光
11  トマス・ハーディにおける‘Sense of Reality’ 佐野 晃
12  ジョウゼフ・コンラッド  吉田徹夫
13  『南太平洋周航物語』―スティーヴンソンの回遊するボトル 服部典之
14  『ドラキュラ』、ゴシック小説、心霊研究 丹治 愛

15  子どもたちのパイ―児童文学に見る食の場面 伊藤欣二
16  現代イギリス小説とヴィクトリア朝―ウィルソン、ファウルズ、バイアットなど 富士川義之
17  『三ギニー』におけるヴァージニア・ウルフの平和主義 出渕敬子
18  D・H・ロレンス『ロスト・ガール』、映画、ミュージック・ホール―労働者文化をめぐる二つの虚構 糸多郁子
19  自分の説を信じない男―ジェイムズ・ジョイス『ユリシーズ』第九挿話について 丹治竜郎
20  E・M・フォスター小説における語りの文体 斎藤兆史
21  ピムの小説『秋の四重奏』の伏流をなす晩秋の詩(うた)―定年と孤独、老いと死 森松健介
22  『小さな世界』―ロッジさんの悪ふざけ 森 晴秀
23  アニータ・ブルックナーと家庭 小野寺健
24  グローバル化社会における文学の変容―多文化社会オーストラリアと小説の役割 有満保江

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